井上孝治の写真
戦後間もない昭和20年頃、春日町(現春日市)でカメラ店を営む傍ら、あちこちの写真コンテストに出品し入選や入賞をしていたいわゆる「コンテスト荒し」だった。福博の街や柳川、長崎、遠くは復帰前の沖縄などへも赴き精力的に撮影をしてまわり、それは膨大な「時代の記録」となった。時には電柱に登り、時には道路ぎりぎりにカメラを構え、様々な視点への試みも行っていた。そこには当時の様々な人々の暮らしが焼き付けられており、それを見つめる井上氏のやさしい視線を感じることができる。
戦後間もない昭和20年頃、春日町(現春日市)でカメラ店を営む傍ら、あちこちの写真コンテストに出品し入選や入賞をしていたいわゆる「コンテスト荒し」だった。福博の街や柳川、長崎、遠くは復帰前の沖縄などへも赴き精力的に撮影をしてまわり、それは膨大な「時代の記録」となった。時には電柱に登り、時には道路ぎりぎりにカメラを構え、様々な視点への試みも行っていた。そこには当時の様々な人々の暮らしが焼き付けられており、それを見つめる井上氏のやさしい視線を感じることができる。
評価項目: | 1.意匠的、造形的、景観的に優れているもの。4.語り継ぐべきもの。保存すべきもの。5.福岡オリジナルであるもの。福岡発であるもの。 |
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