博多包丁
反り返った背と刃先までのびた直線、鈍く光る鋼の刃先と黒く荒々しい「黒打ち」部分とのコントラストがデザインの特色。包丁の切れ味が伝わってくるようだ。製作者は、昭和13(1938)年生まれの鍛冶職人の大庭利男さん(平成23年現在、73才)、鍛冶屋の三代目。博多の町に生きた庶民の歴史の中で磨き込まれた博多の道具、それは「ふくおかデザイン」でもある。
(大庭鍛冶工場:福岡市中央区清川)
反り返った背と刃先までのびた直線、鈍く光る鋼の刃先と黒く荒々しい「黒打ち」部分とのコントラストがデザインの特色。包丁の切れ味が伝わってくるようだ。製作者は、昭和13(1938)年生まれの鍛冶職人の大庭利男さん(平成23年現在、73才)、鍛冶屋の三代目。博多の町に生きた庶民の歴史の中で磨き込まれた博多の道具、それは「ふくおかデザイン」でもある。
(大庭鍛冶工場:福岡市中央区清川)
評価項目: | 1.意匠的、造形的、景観的に優れているもの。2.福岡に親しまれた、愛されたもの。その結果、福岡の象徴となったもの。4.語り継ぐべきもの。保存すべきもの。5.福岡オリジナルであるもの。福岡発であるもの。 |
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